屈折計

 

 

木のカウンターに置いたDiFluid RS Extract。カラー画面にREADYの表示
  • 4‑65 °Cサンプル温度
  • 0‑30%TDS測定範囲
  • ±0.01%TDS再現性
  • 500本体に保存できる記録
READY画面のRS Extract。サンプルウェルは空
READYを表示したRS Extract。サンプルウェルにサンプルが入っている
サンプルを測定中のRS Extract
TDS 1.54%と、その横にサンプル温度を表示したRS Extract

やることはこれだけ

熱いまま注いで、測る。

 

ステップ1

そのまま注ぐ。

サンプルウェルは直接注げる深さがあるので、ピペットは要りません。測定中はマグネット式の蓋がサンプルを覆います。エスプレッソは、ペーパーでろ過しながら入れます。

ステップ2

ボタンを押す。

8 °Cでも64 °Cでも、押すボタンは同じです。冷却曲線補正(Cooling Curve Compensation)がサンプルと室温を測り、測定値が落ち着く先を計算するので、手順は変わりません。

ステップ3

数値が出る。

TDSの再現性は±0.01%。横にサンプル温度も表示され、本体に保存されます。測るときも、あとで見返すときも、スマートフォンは要りません。

温度

冷蔵庫から、ケトルまで。

冷蔵庫から出したばかりのコールドブリューも、淹れて1分後のフィルターコーヒーも、1台で測れます。そのあいだに切り替えるものは何もありません。

冷蔵庫から出したコールドブリュー 淹れて1分後のフィルターコーヒー RS Extract 4〜65 °C R2 Extract 20〜40 °C 0 °C 20 40 65 100

4 °Cから65 °Cまで、TDS 0〜30%の範囲を同じ手順で測定。フィルターもエスプレッソも、1台で手順は1つです。

RS Extractの収率計算キーパッド。粉量と液量を入力済み
収率20.33%を目標範囲とあわせて示す抽出コントロールチャートを表示したRS Extract
4回の測定を重ねて平均し、横にばらつきを表示したRS Extract
RS Extractの記録一覧。新しい順に、それぞれTDSと収率つき
RS Extractの記録一覧をスクロール:1.26%、その1分後に1.29%

収率も、本体で

 

 

チャート

濃度と収率を、1枚に。

TDSと収率を、抽出コントロールチャートに一緒にプロット。下にスワイプして透過式、浸漬式、ハイブリッドを選ぶと、使っている器具に合わせて目標ボックスが移動します。

連続測定

繰り返した測定を、平均する。

同じサンプルをもう一度測ると、画面に平均値が出て、その横にばらつきが並びます。外れた1回が、そのままあなたのTDSになることはありません。

記録

測定はすべて残る。

本体には500件の測定が、それぞれ日付、温度、収率とともに残ります。生産日1日分の品質判定にも、クラス全員の抽出にも足りる量です。Bluetoothでつなげば、CoffeeOSが各測定をその豆に紐づけます。

レシピ調整の一例

変えたことの効果を見る。

1.26%、その1分後に1.29%。これほど小さな差は、測定器ではなく挽き目1段階の違いから来ています。カップが酸っぱいとき、見直すべきは抽出か焙煎かを数値が教えてくれます。

ゼロ点調整

ゼロ点を選ぶ。

一度ゼロ点を合わせれば、その後の測定はすべてそこを基準に測られます。どの水でゼロ点を取るかは、数値をどこへ渡すかで決まります。

RS Extractのサンプルウェルに水を注いでいるところ
蒸留水

基準が変わらないので、今日の数値と3月の数値が同じ条件の測定になります。数値をほかの人に送るときは、こちらを使いましょう。

抽出に使う水

抽出に使う水そのものが基準になるので、測定値にはコーヒーが加えた分だけが表れます。水にもともと含まれる成分は、ゼロ点調整の時点で差し引かれます。

ほとんどの場所では週1回で十分です。温度や湿度の変化が大きい場所では、もっとこまめにゼロ点を合わせましょう。

つくり

バー、ラボ、焙煎所、サービスカー。

置き場所はグラインダーの隣。水がかかり、ぶつけられ、濡れた手で使われます。

IP67ウェルを蛇口の下ですすぎ、布で拭いて、そのまま続けられます。
マグネット式密閉蓋測定中はウェルを閉じるので、数値が落ち着くまでのあいだに何も蒸発しません。防塵キャップも兼ねています。
13時間の連続測定3,000 mAhのバッテリーで待機16時間。USB-Cで充電できます。
周囲温度5–45 °C焙煎所は暑く、カッピングラボは寒いものです。
深型サンプルウェル手元が多少ぶれても注げる深さです。
500件の記録CoffeeOSに同期するまで本体に保存。1シフト分、あるいはレシピ調整のセッション丸ごと分です。
放熱設計を一新10回続けて測っても、10回目は1回目と同じだけ信頼できます。
Bluetoothで、CoffeeOSへCoffeeOSでは、各測定がもとの豆、焙煎、抽出に紐づきます。

活躍する現場

仕事が、短くなる。

どれがあなたの仕事でも、冷ます工程がなくなります。サンプルはそのままの温度で測れて、次の1杯を注ぐ前に数値が画面に出ています。

コールドブリューとRTD

タンクから出た温かいサンプルでも、冷蔵庫から出した冷たいサンプルでも、40バッチ目は1バッチ目と同じように測れます。缶に詰める前に、数値はもう本体にあります。

カフェ

開店前にバッチブリューをチェックし、味がずれた朝を見逃しません。収率は画面上で計算されるので、規格チェックは次の1杯を注ぐあいだに終わり、アプリの使い方を教える必要もありません。

トレーニング

淹れたばかりのコーヒーの数値を、授業のなかでクラスに渡せます。90分で生徒1人あたり6杯。チャートは教室全員で囲める画面に表示されます。

フィールドサービス

全自動コーヒーマシンが設定どおりの濃度で抽出しているかを確かめ、その数値をサービス報告書に記入。各マシンの抽出温度がばらばらでも、昼までに11台。バッテリーは13時間、サービスカーでも安心のIP67です。

新しい豆のレシピ調整

挽き目を1段階、別のペーパー、別の水。どの1杯も淹れたときの温度のまま同じ方法で測るので、2杯の差はあなたが変えたことそのものです。カウンターに置かれていた時間の差ではありません。

あなたの場合

 

 

R2 Extractと比べて

第2世代で加わったもの。

R2 Extractは、この機種の原点になった測定器です。ここに並ぶのは、第2世代にできて、第1世代にはできないことです。

仕様 R2 Extract RS Extract
サンプル温度20–40 °C4–65 °C
冷ます工程熱いサンプルでは必須なし
TDS再現性±0.02%±0.01%
ディスプレイモノクロ3.5″カラータッチスクリーン
収率スマートフォンが必要本体で計算
保存できる記録スマートフォンが必要本体に500件
連続測定の平均スマートフォンが必要本体で計算
蒸発対策開放型ウェルマグネット式密閉蓋
本体の表示言語数字のみ英語、中国語、日本語、韓国語
バッテリー430 mAh · 12時間3000 mAh · 連続13時間、待機16時間
充電電流5 V / 0.3 A5 V / 0.8 A
動作温度範囲5–40 °C5–45 °C

 

4 °Cから65 °Cまで、何でも測れる。収率は画面に。